子どもたちを応援するNTTコムウェア北海道株式会社

球場内の様子 昨年度の優勝で、北海道民をすっかり魅了した北海道日本ハムファイターズ。 今シーズンは新しい選手の活躍が目立ち、ますます沢山のファンが増えている様子です。 大人も子供も応援グッズを握り締め必死に応援している姿は、その様子をテレビで見ているだけでも 「すごい!」「行ってみたい!」という気持ちにさせてくれます。

中央区の大通り公園沿いにあるNTTコムウェア北海道株式会社が、今年から、札幌ドームで開催されている 日本ハムファイターズの試合に、道内の児童養護施設で暮らしている子供たちや、札幌市近郊の特別支援校に通うお子さんと 保護者の方をご招待しています。試合数58試合、招待人数は約460名にものぼり、6月末でちょうど折り返し地点を過ぎました。

ワクワク、ドキドキの試合観戦

応援の子どもたち ドームで試合のある日は、約束の時間・約束の場所に招待を受けた子供たちやご家族が集まってきます。 「ドームには何回も来たことがあるんだよ!今日の試合は勝てるかな?」と持参した応援グッズを見せてくれるお子さんや、 「一度(知的障害のある)息子を連れて来てあげたいと思っていましたが、なかなか実現できずにいました。 一緒に来るきっかけができて嬉しいです。」と笑顔を見せられるお母さん。 みなさんそれぞれに期待を持っての参加です。

応援の子どもたち会場では、「全員無事に到着できるだろうか。」「楽しく観戦していただけるといいなあ。」と願いながら NTTコムウェア北海道の社員ボランティアとNPO法人札幌チャレンジドのボランティアが参加者をお出迎え。 知らないもの同士が出会う、ちょっと緊張する瞬間です。 挨拶を交わしながら皆さんを座席まで案内すると、口々に「こんなにいい席なの?うれしい!」、 「本物の○○選手をはじめてみた!」と、歓声を上げる子供たち。 買い出ししたお弁当をいっしょに食べながら、応援の子どもたち約3時間、思い思いに観戦します。

中には、雰囲気になじめず座席に座っていられなかったり、途中で眠くなってしまうお子さんもいますが、 見たいところだけ見て後は自由に過ごしてもかまいません。 売店をのぞきに行ったり、ドーム内を探検したり、試合そのものよりも球場の雰囲気を楽しんでいる姿も印象的だったと、 あるボランティアは振り返っていました。

きっかけは社員アンケート

今年から始まったNTTコムウェア北海道のこの活動。 きっかけは、昨年行った社員アンケートの結果でした。個人的にボランティア活動に関わる社員は少数で、 CSR活動が充分に浸透しているとはいえない。社員自身も楽しめて、社外の人たちと触れ合える機会が持て、 しかも誰かに喜んでもらえる取り組みを何かできないだろうか。 そんな活動があれば社員も積極的にボランティアに参加できるはずと考えた担当者の方が、 札幌チャレンジドにお声かけくださり、一緒に検討を重ねて、協働でこの事業を実施することが決まりました。

この取り組みを担当されている事業推進部の佐野直人さんと国井裕之さんにお話を伺いました。

●NTTコムウェア北海道とは、どのような仕事をされている会社ですか?
佐野さんと国井さん

よく、電話屋さんでしょ?なんて言われるのですが、実はちょっと違うのです。 業務用ソフトの開発が主な仕事で、例えば、かけた電話が自動的にフリーダイヤルにつながる仕組みや、 テレビを見ながら電話で投票するテレゴングという仕組みを作っているのですよ。 その他にも色々な仕事がありますが、分かりやすいところではこんな仕事をしています。


●このボランティア活動に対しての社員の皆さんの反応はいかがですか?

元々、いろいろな人と関わって何かのきっかけをつかみたいと願っていた人が参加していると思います。 はじめのうち参加の申し込みをしていなかった社員も、社内で参加者の話を聞いて敷居を低く感じたのでしょう、 自分にもできそうだ、やってみたいと感じてきています。 当初20名程度のボランティア数だったこの活動ですが、今ではその倍以上の社員が「話を聞いていたら楽しそうで、 自分もやってみたくなった」と参加を希望しています。 また、ボランティアを体験した社員は、普段接する機会の少ない、様々な障害を持つ子供たちや父母とのやりとりを通じて、 普段できない良い経験ができたとの感想を持つ人も多いです。

試合後参加者の皆さんから、「おいしいお弁当を食べて、応援にも熱が入りました。」 「なかなか行くことができずにいたドームで、思ったよりもずっと楽しい時間を過ごすことができました。 是非また子どもを連れてきてあげたい。」「何度もドームに行ったことはあるけれど、 ボランティアさんが色々と気遣ってくれたのでさらに楽しく観戦することができた。」といった声が寄せられていて、 ほんとうにこの事業をやって良かったなあと実感しています。

2007年パリーグ北海道開幕戦・北海道日本ハムファイターズVS西武ライオンズはじめのうちは、「ボランティアする」ということに対して力が入っていたし、何かをやるのだという固さも 感じられました。 この取り組みが私たちの間に浸透し、自然な物になるまで、もちろんその後も、続けて行きたいと思っています。 この活動を通して、社員の交流がこれまで以上に広がりました。 ボランティアという目的に役職や年齢は関係ないですから、お互いの親しさも増すのでしょうね。 もっとたくさんの方々に喜んでいただける活動にするためのいろいろな課題も見えてきていますが、 初年度の取り組みを大切にして今後につなげて行きたいと思っています。

9月末まで続くこの活動。さらに多くの参加者やボランティアの喜びにつながることでしょう。
次回は、実際に参加されたボランティアさんや子どもたちの声をレポートします。

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